本日の月は
Robo-Geppei
製品概要
Robo-Geppeiとは、カナダのAhead.io社が開発した四足歩行ロボットプラットフォームの総称です。
特徴として機体を組み立てることができたり、センサーやアーム等の拡張モジュールを搭載することができます。
Robo-Geppeiという名前の由来は、クレッセントのパグである月餅から来ています。
製品特徴
- 四足歩行
- 組み立てられる機体
- 機能の拡張
- ROS2での制御
四足歩行は車輪と比べ、段差やオフロードでの使用に対応することができます。
車輪では不可能な横移動ができるため、より自由度の高い移動をすることができます。
二足歩行と比べると、バランスがとりやすいため、拡張モジュールを取り付けても、重心が崩れずに安定した姿勢を保ちます。
モーターの性能や重量にもよりますが、基本的に四足歩行ロボットの方が移動速度が速いです。

他の四足歩行ロボットと違い、Robo-Geppeiは組み立てキットとして機体を提供します。
ユーザーが組み立てることで、詳細な仕組みや構造を理解することができます。
全ての部品が、3Dプリンターの出力部品、CNC旋盤での加工部品、市販されている汎用部品で構成されているため、他の四足歩行ロボットに比べて、容易に修理することができます。

拡張モジュールを搭載することで、Robo-Geppeiに目的の機能を追加することができます。
耐荷重が大きいため、取り付けることのできる拡張モジュールの種類や数量が多くなっています。
今後オプションとして、カメラモジュールとアームモジュールを販売する予定です。


Robo-Geppeiの制御はROS2で行われるため、ROS2に公開されているパッケージを使用して開発することができます。
センサー等、拡張モジュールのパッケージも、多岐にわたり公開されているため、既存のパッケージを使用したRobo-Geppeiの制御を行うことも可能です。
ROS2上でRobo-Geppeiのシミュレーションが行える、シミュレーションパッケージも今後公開予定です。
